私は以前「菊芋で痩せる! 2017年に注目された簡単ダイエット法!」という記事を書いたのですが・・
その内容は、菊芋に含まれているイヌリンという水溶性食物繊維が血糖値に作用して、ダイエット効果を引き出すということでした。
そして、今回は、「菊芋で中性脂肪を減らしダイエットする方法」という内容で紹介したいと思います。
まず、私が菊芋に興味を持ったのは、NHKの「ためしてガッテン・食べて糖尿病大改善! 医師も驚がく最新ワザ」という題名だったと思いますが、菊芋を取り上げられていたのを見て、早速、菊芋に含まれているイヌリンプラスと言うサプリメントを買ったのが最初です。
そして、今もずっと、イヌリンプラスを飲んでいます。
なので、「ためしてガッテン」が放送されたのは、2015年だったと思うので、菊芋サプリを飲み始めて3年目に入っているんですね。
お陰で、体重も減り、スリムなお腹になったので調子がいいです。
そして、2月6日に「名医につながる たけしの家庭の医学」という、テレビ番組でも菊芋をとりあげていました。
その番組は、中性脂肪を減らすには菊芋に含まれているイヌリンを1日10g摂ると良いという内容です。
この10gのイヌリン摂取ですが、実際、食事だけでは厳しいと思ったのですが、興味深い内容だったので、番組内容にそって中性脂肪を減らすダイエット方法をシェアしたいと思います。
もくじ
中性脂肪を効率よく下げてダイエットしている町を発見!
まず、これは面白いですね。
「中性脂肪を下げてダイエットしている町を発見」・・?
そういう町が存在するということですが、「たけしの家庭の医学」のテレビスタッフは、町に住む50歳〜80歳までの男女15名に対して中性脂肪値を計っているんですね。
そして、その結果、11名が正常値(基準値150mg/dL)だったということです。
確かに、この町は中性脂肪を気にする人はいないようです。
それで、その町はどこなの?
ということですが、四国の徳島県美馬市脇町です。
この、美馬市脇町は全国で水質NO、1と言われている吉野川が流れていて、のどかな町です。
では、なぜ、その町は中性脂肪値が正常な方が多いのか?
ということですが、菊芋の産地だからです。
そうです、美馬市脇町の特産品は菊芋なので、菊芋を作っている人もいれば、普通に売られているのでいつも食べているんですね。
よって、中性脂肪がたまらない、健康な人が多いということです。
そこで、そういえば・・・「地中海式ダイエット法」を思い出しましたね。
それは、WHOの健康度調整平均寿命報告によると、イタリアやスペインなど、地中海沿岸国の平均寿命が極めて高く、コレステロール値や中性脂肪値が低い・・・その理由は、オリーブオイルを多く摂取していることが分かったからです。
これも、土地柄、オリーブオイルの産地なので、常に摂取していることから、心血管疾患など、生活習慣病になりにくい環境だからです。
これと、同じように徳島県美馬市脇町では、菊芋を常に食べているので中性脂肪値が低いということですね。
中性脂肪とダイエット
肥満になると、かっこ悪い、病気になりやすい・・・
その他、まだまだ太りたくないという理由はありますが、肥満になるのは中性脂肪が過剰にたまるからです。
なので、中性脂肪を減らせば、魅力的な体になり、しかも、生活習慣病など病気を防ぐことが出来るのです。
つまり、中性脂肪を減らすダイエットをすれば、健康的な美しい体になるということです。
では、次に、まず、「中性脂肪って何?」から紹介しますね。
中性脂肪って何?
中性脂肪とは、私たち、活動するエネルギー源なのです。
健康診断を受けると、「TG」(トリグリセリド)という項目があり数値が書かれています。
この数値の基準値は149mg/dLですが、これよりも高い数値になっていると、中性脂肪が高いということで、減らさなければならないのです。
この、中性脂肪ですが、先ほど、活動するエネルギー源・・・つまり、体を動かす原動力ですが、運動など、常にからだを使って消費していれば溜まることはありません。
つまり、常に体を動かしてエネルギーを使っていれば肥満にはならないということです。
でも、エネルギーを消費しないと体の中(脂肪細胞)に貯蔵されて太ります。
では、なぜ、脂肪が溜まってゆくのか?・・ですが、・・
これは、もし、食糧難で食べることができなくなると、貯蔵してある、中性脂肪を取り出してエネルギーを生み出すという仕組みが私たちの体に備わっているからです。
よく言われることがあります。
それは、「体を動かさないと太ってしまうよ」ということですが、うなずけますね。
中性脂肪値が高いままで放っておくとどうなる?
先ほどの健康診断などを受けて、中性脂肪の基準値149mg/dL以上のままの状態で放っておくと、やがて、肝臓に中性脂肪が溜まる脂肪肝になったり、血中にLDLコレステロールが増えてしまいます。
つまり、脂質異常症になる危険性が考えられるということですね。
私たちは食事を栄養源として、エネルギーを生み出していますが、糖質や脂質は腸で吸収されて血液に入ります。
そして、生命維持活動として使われますが、過剰に糖質や脂質を摂っていると、血中の中性脂肪値が高くなるので脂質異常症と判断されるのです。
また、LDLコレステロールは悪玉コレステロール・・・つまり、血液がドロドロ状態に変化し、血管壁に入り込み動脈硬化を引き起こす危険性があります。
動脈硬化は文字通り、動脈が固くなる病気なので、血管の内部を狭くしたりして、血液の流れにダメージを与えます。
そうすると、次にどうなるかは想像つきますよね。
心筋梗塞や脳梗塞に発展するということです。
なので、中性脂肪値が高い方はすぐにでも、ダイエットをすることをおすすめします。
中性脂肪を減らすのは難しい
中性脂肪を下げてダイエットするということですが、なぜ、菊芋がいいのか?
その前に、まず、中性脂肪を下げることって、とっても難しいのです。
これも、「たけしの家庭の医学」に出演された、東邦大学医療センター大森病院の弘世貴久教授が解説されていました。
それは、「一度、中性脂肪が増えすぎると、なかなか減らすことは困難」だということです。
今の医学では、コレステロールを減らすには薬がありますが、中性脂肪を減らす治療法は無いようです。
「増えるのは簡単なのに減らすのは難しい」ということですね。
そこで、先ほどの、「中性脂肪を下げてダイエットしている町」ですね。
つまり、菊芋が中性脂肪を減らして痩身を目指してくれるということです。
では次に、菊芋の成分とダイエットについてお話ししますね。
菊芋のダイエット方法とは?
菊芋が中性脂肪やダイエットに良いのは、イヌリンという水溶性食物繊維が含まれているからです。
では、イヌリンはどのような効果を示してダイエットに導くのかを紹介しますね。
菊芋のダイエット効果(1)
イヌリンという水溶性食物繊維は、水を含ませるとゼリー状に変化して、糖やコレステロールを引き連れる性質があります。
つまり、イヌリンを体内補給すると、小腸でゼリー状になって、糖やコレステロールを一緒に引き連れる・・・つまり、糖は体内吸収されないのです。
糖が吸収されないとなると、脂肪として蓄積されない・・・これが、ダイエットに効果的だということですね。
菊芋のダイエット効果(2)
糖を含ませたイヌリンは、小腸を移動した後、大腸に入ると、フラクトオリゴ糖になって、善玉菌のエサになります。
大腸には、善玉菌だけではなく、悪玉菌も存在しますが、悪玉菌のエサにはならず、善玉菌だけのえさになるので、ビフィズス菌などが大腸に増え始めます。
そうすると、善玉菌が優勢になるので、腸内環境が良くなり便通効果にも期待出来ます。
便秘が解消する・・それだけでもダイエット効果があります。
また、腸内環境が良くなるということは、代謝が高まるので、今まで以上に、エネルギー消費を促すので体が軽くなりますね。
菊芋のダイエット効果(3)
さらに、腸内環境が良くなり善玉菌が増えると、善玉菌が作る物質は次は肝臓へ働きかけるので、脂肪肝の対策にもなります。
腸と肝臓の関係は、腸肝循環と言って、胆管から送り出された生体物質や薬物などは門脈を通じて肝臓へ運ばれて解毒するという経路をもっています。
なので、腸内環境が良くなると、肝臓にもエネルギーを渡す働きをするので、溜まった中性脂肪を減少させる効果に期待出来ると言うことです。
そして、食後の血糖値対策をするインスリンの分泌には、腸が大きく関係しているということですが、これは、「血糖値とダイエットの関係」で述べていますのでご覧下さい。
イヌリンは菊芋だけではない
菊芋に含まれているイヌリンですが、菊芋以外にも含まれている野菜があります。
これも、「たけしの家庭の医学」で放送されていたことですが、菊芋以外の10種類の野菜を調査してイヌリンの含有量をつきとめたのです。
それが・・
菊芋が100g中18gのイヌリン量に対して・・
ニンニクは、12.5g
ごぼうは、5.4g
玉ねぎ、4.3g
アスパラは、2.5g
このように、イヌリンが含まれていることを判明しました。
よって、これらの野菜を中心に食べてゆくと中性脂肪を減らしてダイエット出来るということですね。
ただ、番組では、1日/10gのイヌリンを5日間食べた結果、中性脂肪値が152mg/dLの47歳の女性が132mg/dLまで下がったということです。
よって、1日/10gのイヌリン補給をしてゆけば健康的なダイエットが出来るということです。
ルックルックイヌリンプラスと併用して痩せる
食事だけでは、1日/10gのイヌリン補給はちょっとキツイ気がします。
例えば、ニンニクで1日/10gのイヌリン補給を考えると、100g中12.5gなので、80gのニンニクを1日に食べる必要があるということになります。
ニンニクのひとかけは大きさによって、違いがありますが、約5gです。
ということは、1日16かけのニンニクを食べることって、キツイ気がしませんか。
さらに、毎日となると、絶対無理ですよね。
そこで、菊芋サプリで補助するという方法をとれば、長く続けることが可能になります。
私が飲んでいる、ルックルックイヌリンプラスは、6粒でイヌリン量1.35gですが、18粒まで服用可能なので、4gのイヌリンを摂ることが出来ます。
これでも、まだ、6g足りませんが、そこは、ニンニクやごぼう、玉ねぎなどで補給することで、クリアすることが出来ます。
つまり、食事とサプリメントの併用ですね。
また、ルックルックイヌリンプラスには、イヌリンだけではなく、玉ねぎ、ビフィズス菌、サラシア、桑の葉、ナットーキナーゼが含まれているので、きっちり10g補給する必要はないと思います。
特に、ルックルックイヌリンプラスに含まれているナットーキナーゼは、血栓を溶解する酵素が含まれているので、青魚成分のEPAと同じような働きをします。
このようなことですが、私は、ルックルックイヌリンプラスだけで、中性脂肪対策やダイエットについては特に気にしていませんが、以前のようなお腹がぽっこりと出っ張った体型からは脱出出来ました。
ただ、炭水化物の摂りすぎやお酒の飲み過ぎだけは気を使っています。
菊芋サプリの「ルックルックイヌリンプラス」の詳細は下記です。
菊芋の純度98%の菊芋だけサプリメントにした、「金の菊芋」
これも評判が高いので、公式サイトへリンクしておきます。
菊芋のダイエット効果のまとめ
- ダイエットの鍵は中性脂肪を減らすこと
- 中性脂肪を減らすことは困難
- 菊芋のイヌリンの働きを利用すれば、中性脂肪を減らして痩せることが可能
- 菊芋のダイエット効果(1):小腸で糖を引き連れて一緒に移動するので、糖の吸収を抑制する。
- 菊芋のダイエット効果(2):イヌリンが大腸へ入ると善玉菌のエサになって腸内環境を整える。
これは、免疫力を高めて代謝をアップさせるので、エネルギー消費につながるということです。 - 菊芋のダイエット効果(3):善玉菌が作る物質が肝臓へ働きかけて脂肪肝の減少をサポートする。
このページを作成するにあたっての、下記サイトを参考にさせていただきました。
・2018年2月6日放送の「たけしの家庭の医学」(朝日放送)
・サワイ健康推進課
・健康食品の素材情報データベース
・コレステロールと中性脂肪 どうすれば正常化する?
↓菊芋のイヌリンに関連した記事は下記です。↓
もし、今回の記事内容が宜しければ、下記人気ブログランキングバナーをクリックして頂けると励みになります。
宜しくお願い致します。